GBA MOTHER3 (マザー3)クリア後の色々


 クリアにかかった時間は約20時間、
さて、色々な不満点も多い本作だが、
すべてが悪かったわけでなく、
当然良い点もある、

が、総合評価としてはすごく平凡、


ストーリー展開がどうにもタルく、
イベントシーンが逐一鬱陶しく感じた、

ストーリーの大筋は、
第1章を終えた辺りで何となく予想がつく程オーソドックス、

この章分けもあまりよろしくなかった点、


先ず、1〜3章は大きな物語の導入部、として扱われる、

第一章は父親・フリント
第二章は村の青年・ダスター
第三章は猿 サルサ

導入部の三章はすべて共通して一人旅(一部パーティは組まれるが)
且つPSI(魔法)の使用等は不可能なキャラな為、
戦闘は終始A連打連打、

少し強い敵が現れると戦い様が無い、

そこで、ひたすらLv上げをするのだが、

ダスターを除いて、
フリント・サルサの両名は第四章以降、
ほとんど関わってこない、

ストーリー進行上は関わる事もあるが、
いくらLvをあげたところで無意味、

なのにこの導入部が長い、

・・サルサの章は短いが、
サルサがカスの様な能力なのでLvは上げさせられる、


このゲームの不思議な点は、
ほとんどのキャラがLv10程度から始まる、

第四章からの主人公・リュカも10だ、
フリントは確か6か7だったかも、だけど、

じゃあLv1が存在する意味がないじゃないか、と言いたくなる、

一応、唯一Lv1から始まるユニットがサルサなのだが、
こいつはいなくても話が成り立つ程度のキャラ、

つーか、第三章は本気で存在価値が無く、
イベントシーン流すだけで十分事足りるような章、

と、言うか、
ダスターの章も不要、

最終的にハミングバードの卵は僅かな説明でその役目を終えるし、
いちいち時間をかけてまで入手させる必要性は感じられない、

や、導入部がもっとサクサク進めばいいんだけど、
20時間ちょいでクリアしたゲームの、
約6〜7時間がこの3章までで消費してるので、
導入部のテンポの悪さがその辺に現れてるかな 、、、

導入部ゆえにパーティにも制限が強く、
戦闘がとにかく単調、

先にも述べたが、
比喩でなくA連しかやる事無いのだ、

あー、サルサはカスなので、
ヨクバが攻撃してくれるの待ちでガード連打、かも。

---
 主人公・リュカの章以降、
テンポの悪さは随分薄れ、

かなりサクサク物語は進行していくようになる、

まさか最終最後まで犬がパーティにいると思わなかった、
普通に考えてサルサと交代するんだろうと思っていただけに、

サルサがストーリー上でサラッと流された後は、
ああ、こいつラストまで戦うんだ、と(笑

とは言え、犬っころ、案外使える、
とにかく速度が高いので、
アイテムでの先手回復は確実だし、

ワンワン吼えるおかげで、
他のキャラに比べてサウンドバトルのコンボが繋げやすい、

おかげで最後まで火力に不満はなかったが、
特技が「においをかぐ」だけで、

速い以外に芸がなかったのは残念、

サルサには複数特技を用意しておいて、
最後までメンバーとして戦う犬には何も用意しない、
スタッフは何を考えて作ったのだろうか?

---
主人公のリュカ、
ヒロイン?のクマトラ
青年 ダスター
そして先に説明した犬(一応ボニーって名前あるよ)

この四人がメインパーティ、
PSIの使用が可能なのはリュカとクマトラ、
複数特技を持ったダスター
そして犬(笑

一応普通のRPG的な布陣かな、と思うんだが、

このゲームとにかく主人公の戦力価値が高すぎ、

リュカが一気に倒されるようなら、
その戦闘は勝てない、と思っていい程、

基本となる回復だの補助だの、
すべてリュカ任せで、

もう一人のPSI使いであるクマトラは主に攻撃PSIを取得する、

故に役に立つ時とたたない時が、
かなりはっきりしてしまうキャラ、

そもそもPSIの消費PPが結構多く、
基本的にボス戦はフルで挑みたい、

故に探索中はPP消費をとにかく抑えたい所なのだが、
PSIを使用しないと、
やっぱりと言うかなんと言うか、弱いのよ、

最後の最後で目茶目茶有用なPSI覚えるけど、

その二つ、PKスターストーム PKグラウンド、共にイベント取得なので、
最後の最後でようやくリュカに追いつく、って感じ、

ちなみに、PKグラウンドは複数戦では役立たずだけど、
単体、特に後半はサイコシールドが多いので、無効化を持つグラウンドは超強い、

ポーキー戦ではクマトラはグラウンド一択で(笑


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さて、ポーキーの話も出たが、

最終章までいくと、トカイに行かされる、
その時点でもうどこにもいけなくなるので、

これまで行った街を見回ったり、
ザコのバックアタック回収し損ねたりしてても時すでに遅し、

そして、 「2」やって無い人の事は無視してるような、

何の紹介もないポーキーの扱いには、少々閉口、

知っているなら「ここでコイツか」とも思えるが、
知らないと、なにこの鬱陶しい喋りのキャラは、となる、

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しかしね、
こう、最後まで一本道、
一切の横道が無いので、
目的を見失う事は無く、シンプルに話は進んでいき、

大よそ最初に予想したとおりの展開で幕を閉じる、

すごい衝撃的な作品、とまではいかないものの、
最初のタルい区間さえ乗り切れば、
ごく普通の、
なつかしい感じのするRPG、ここがすごく好感もてる、


根幹となる戦闘システムは爽快(多少敵が強い箇所もあるが)で、

少しずつ進めていけるよう配慮(セーブポイントが多い)もあり、
最後まで遊ぶのに抵抗は無い作品、

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やってる最中はなんか文句が吹き出るんだけど、

終わってみて、
毎日少しずつ進めていく事になれた状態で、
いざクリアしてみると、、、

他にも色々積んでるゲームがあるのに、
それらは「やる気」にすらならない、というのが現状、

少しずつ進める、
そういうやる気にはさせられるマザー3は、
それらと比べたら天と地、

久しぶりにクリアしたRPGがコレでよかったな、と思います。



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