2012年12月6日
エヴァQの話


 最初に断っておくと、
エヴァはそりゃあもう学生当時にすごいハマった作品なので、
すごい楽しみではあったんだけど、
さすがにあの当時のものすごい熱意を維持してるわけじゃないので、
気付いたら公開日だったし、折角だから見とこう、くらいの感じなんですよ。

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実のところ、
Qが公開になるちょっと前に「あ、完結編とは別上映になったんだ」と気付いたくらい。

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元々同時上映予定だったQ→完結編だったし、
Q単体の感想ってすごい難しいなあと思った、

正直映像はすごかったし、
冒頭からド肝を抜かれるような展開だったので、
上映中はずっと「パラレルなの?どういう事?」と疑問で頭をフル回転しても追いつかない感じ、

この何がなんだかわからない感じが久しぶりにエヴァ見てる!って心地良さではあったので、
疑問難問山積みの展開はすごく楽しかった。

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しかしまあ、全体的にアクションが少なくて、
アクションシーンは自分がエヴァで見たかったものとはちょっと違うかなーって感じ、


とはいえ、よくよく考えてみると、
破のラストがゼルエル戦だったし、
TV版でもゼルエル以降って戦闘シーン少なめだったよね、

TV版だと残りはレリエルとアラエルとアルミサエルとカヲル君だっけ?

んでQの展開としてはレリエル後のサルベージ辺りからと言う感じだったから、
そこで一気に時間が経過して別物語になるとは!

驚くというか、
そもそも 序→破 が微妙なパラレル感だったのに対して、
まさしく急劇に既存の話を脱線してくれたから願ったり叶ったり、

完結編の予告でも「シン エヴァンゲリオン劇場版」となっていたし、
いやがおうにも期待は高まる、

しかしまあ、また2年も3年も先だと熱が冷めちゃうので早く公開して欲しいなあ、というのが本音、

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金曜ロードショーで序・破を2週連続で放映してQ公開!ってのもウマイなあと思った、

でも、Qってなんか金曜ロードショーに堪えるものなのか?とすごい微妙なので、
完結編公開時に3周連続放映とかされるのか怪しい所、

エグい部分のカットとかでまたTV版として放映するのかもしんないけど、
カヲル君の死ぬとことか、結構重要なシーンがエグいと思うんだわ、

や、しかし、序→破→Q と一気に見れた今回よりも、
Q→完結編 と一気に見れる方が謎をたくさんぶっこまれる分カタルシスもでかいと思うので、
是非ともまた金曜ロードショーで連続放映してほしいね、

あ、BDとかDVD買っておけばいいだけの話か(笑


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ようやく内容、

いきなり15年後とか言われても結構頭が混乱したし、
戦艦ブンダー(ヴンダー?)の乗組員の新キャラ面々がQ単体ではいらねーのなんの、

なんと言っても新キャラ面々の出番の少なさ、喋らなさ、
そして困惑するシンジに対する敵意とかでどうにもこうにも好印象になり辛い、

いや、その辺見てる最中はまだこっちも困惑してっから、
新キャラのだれか早く説明いれろや!って軽くイラつく感じだったの(笑

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新キャラではまあ結構喋った方のサクラだけど、
金曜ロードショーでやってた破のTV版だと、トウジとサクラのシーンってばっさりカットだったから、
やっぱり新規には優しくないな!と思った、
ま、劇場版3作目で新規とかぶっちぎって結構ですが。


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ブンダーから逃げてネルフに行った後、
あんなに時間をみっちりかけてカヲル君とのシーンをやるとは思わなかった、

心を通わせる大事な部分だからみっちりやるのは当然っちゃ当然なんだろうけど、
言ってみれば濃厚なボーイズラブ要素だし、
そういう意味でニッチな部分に時間をかける演出はすごいなあと思った、

カヲル君がくびちょんぱするのはもう古典のようなものなので、
いざ来るか!となってから最後の会話の部分にも尺が結構あって、
改めてカヲル君って大事なキャラなんだなあと認識した、

なんだかんだでカヲル君って昔からいいキャラだなあと思って、
今でもやっぱいいキャラだなあとなるのがすごい、

あ、自分、ボーイズラブとかそういうものは一つの要素としてとても尊重してますんで、
効果的であるそれについて素直にすごいと思いますよ、

毛嫌いしているのは、
そういうニッチなものを一般的と勘違いして市民権を得たと騒ぐ人に対してなので、
ジャンルとしても要素としても尊重してます。


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さてQ終盤、

ブンダーでの戦いとか、
新しい兵器の数々がもうなんか超兵器ばっかですげーのなんの、

良し悪しとしては、
既存の兵器を拡大解釈したようないい具合の超兵器って感じではなく、
まさしくスーパーロボットの超兵器になってたところかな、

エヴァ自体もビット使ったりビーム撃ったりしまくりで、
地面に足付けていない部分が多かったのはちょびっと残念、

エヴァにはあんまり空中戦求めて無いんだなーって思った。

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最終シーンでズタボロ状態のシンジを連れるアスカはとても良いですな、
新しい綾波も完結編でどんな感じになるのか期待しちゃう、

あの荒涼とした砂漠というか砂原は、
前の劇場版のラストシーンを髣髴とさせるものがあったし、

前のエンディングまでのシーンは全てQまでで消化したと考えると、
次の完結編、シン エヴァンゲリオン劇場版はQ以上に未知のものとなるんだろうなあ、

思い出せば即座にワクワクできる熱量はせいぜい1年前後なので、
来年の秋ごろには公開日が決まってるといいなあ、

公開されてるといいなあ、じゃない辺りが、ある意味エヴァに対する信頼感(笑

2014年春・・・いや、夏までに公開されればありがたいッ!
でもなんか、そうなるとエヴァ根本の舞台設定である2015年まで引き伸ばされそうで怖いなー、
3年待つのはきついっす。


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