◇CASSHERN◇

正直思った以上に出来た作品だと思った。

どんな作品でもそうだが人は選ぶ、
でも、新造人間キャシャーンを見てた人なら見といて損はないと思う、
物語として原作から独立したものがあり、
楽しもうと思えばどうとでも楽しめる。(当たり前かw

個人的に配役が当たり。
ハマり役ばかりでスッと見れた、
全体的に暗いのがイマイチっちゃあイマイチ、
そもそも原作もヒーローモノにしては設定がダーク寄りなので、十分にありだけど。


大亜細亜連邦共和国とか、
街の雰囲気とか、
現代〜近未来とは到底思えないのもいいかと。

新造細胞の利用方等が現代的な感じ、
エゴ丸出しの軍部が世界を徹底的に蹂躙する、みたいな。

キャシャーン自体は格好いい仕上がり、
アンドロ軍団(ツメロボとかの大群)を勢いだけで倒していく様はアニメファンなら感涙モノ、
ちゃんとベルトからの噴射で飛んでくれたし、
チョップでロボットを真っ二つにしてくれたし、
フライングドリルも完璧にキメてくれたし、
満足満足。。。。と言いたいトコだが、
シンボルとも呼べるヘルメット、でてきただけで被らず、
壊されてそれっきりだったのが残念すぎる、
設定上で肉体の破壊を食い止める為のパワードスーツって事はわかるんだが、
それを生かし切れなかった気がする(ま、ブライキング側でそれは昇華してる気もするけれど)

ルナ可愛らしい、
ヒロインヒロインしてたと思う、
ダークな世界感だけに女性の所在無さがあったかも?
女性と言う意味では母ちゃんのミドリが最重要だっただけに居所が難しかった。

さすがにアンドロ軍団って名前は出さなかったが、
バラシン・アクボーン・サグレーの三幹部の名前が出てきてニヤリ(笑

サグレーとの戦闘シーンは若干(むしろかなり)見辛い、
でも、最初の相手として記憶に残る分には十分、
何だかんだで刃物でイチコロな彼らは果たして強かったのか?

バラシンは相当マトモなライバルキャラ(?)みたいな感じだった、
強いのはいいが、ここに来て刀を使うなといいたい。(笑

アクボーン。。。宮迫の演技、と言うか喋れないワケだからキャラを掴みきれず、
プラスかなり弱いので何も言えない、ナンとも言い難い、
結構特殊な位置づけのキャラには仕上がってたかな、と。  

唐沢寿明のブライキングボスっぷりはかなりイイ、
こういうのがハマリ役だなと。
つか、圧倒的に強かったのが良かった、
負ける気がしない程の圧倒感も最高。
キャシャーンよりも主人公的な位置づけに持っていけそうな感じ。
(キャシャーンがいるからそう思うだけだろうけど)

ミッチーが思いのほか巧みな演技をしてて、
いい引き立て役と言えた、
かなりいいキャラだったし、
相当美味しい役柄だったと思う。


見終わった後にすぐ様思ったことは
「かなりカットした映像多かったんじゃないか?」って事、
ちょっと無理やりな映像展開があった、
だもんで、かなり多くのシーンを泣く泣くカットしたような感じを覚えた。

ともあれ満足、
邦画の良さがしっかりでてたと思う、
洋画至高主義の人は見なくて結構、
でかくて派手なだけの爆発がみたけりゃハリウッド映画でも見てりゃいいんじゃない?

あと、ひとつツッコミ、
パンフレット買ったんだが、

三冊ある冊子をちゃんとしまうと、文字がズレてんのはどうなのよ!




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